今日のトレード日記 2024.9月3日

二つのサポートがある場合のブレイクについて

「抜け戻り」を狙った手法とは

私の最近のトレードスタイルは「抜け戻り狙い」。

抜け戻りとは何かといいますと、例えばサポートラインを下抜けたのに下にブレイクせず、再び戻ってしまった時のロングという感じです。

レンジ相場というのには必ずといいいくらいサポートラインやレジスタンスラインというものが描けるようになります。

レンジ内に描けるサポートラインやレジスタンスラインというのは水平線だったり斜線だったりするのですが、一般的なFXの手法としてはそのラインを抜けた時のブレイク狙いというものが多い。

ただ、このブレイク狙いの手法はダマシが多く、勝率的にはとても低いものになってしまいます。

このダマシは大口投資家がサポートラインやレジスタンスラインを抜けた際に入る大量のストップロス注文を買い付けたり売りつけたりすることで起こります。

大口投資家というのは大量の注文をするので、僕ら個人トレーダーのようにパソコンの画面上にある「買い」、「売り」のボタンをクリックすれば注文できるわけではなく、買い注文を通すには必ず反対の売り注文がなければなりません。

では大口投資家というのはどういうところで注文をするのかと言えば、「ストップロスが大量に出るところ」なのです。

例えばサポートラインを下回れば買いポジションを持っている多くのトレーダーが損切りし、持っているポジションを売りに出すようになります。

その売り注文を大口投資家というのは買い付けてきますので、一旦はストップロス売りで下げたものの大口の買い注文が入り大きく上昇していくというダマシ現象が起こります。

僕ら個人FXトレーダーはコバンザメのように大口投資家の動きについていくのが一番よく、つまりはダマシが起こったのを確認してからついていくというのがとても良策なのであります。

近いところにサポートラインが二つある、どっちで判断する?

今日のGOLDの相場で困ったのは近いところにサポートラインが二つあったこと。

具体的には2500.64と2489.65~80のところです(上の画像の赤丸のところです)。

時間で言うと20時30分頃に大きな売りが入り、二つのサポートラインを一旦は下抜けたのですが、ローソク足が下ひげになり2489.65~80のサポートラインを上回ったのでこれは「抜け戻り」が狙えると思ったのですが、もう一つのサポートライン2500.64でリターンムーブ的な動きをしドカ~ンと売られてしまう可能性も考えられた。

そこで二つのサポートラインの中間値である2491.60を上抜けた時にロングしようと決め、実行。

サクっと20PIPSほど稼ぐことができました。

もう少し粘れば40PIPSくらい稼ぐことができましたが、新たな試みである「中間値」をエントリーポイントとしたので気持ち的に不安もあり粘ることができなかった。