FairValueGapってやっぱりすごい

本日は2025年1月9日の営業日。

今日はメンバー様との合同トレードの予定がなかったのでチャート検証もかねて少額でスキャルピングしてました。

FairValueGapってなに?

FairValueGapっていうのは「価格が“滑る”ように一方的に動いてしまい、売買がほとんど行われなかった“空白地帯”を指すもの」です。

日本語では「ギャップ(隙間)」や「不均衡」「価格の不連続」と呼ばれます。

チャートで説明すると、上のチャートには水色の四角が4つ表示されていますよね、そこがFairValueGapに当たります。

わかりやすいように一番大きな水色の四角のところで説明するのですが、大きな陰線の前の足の安値、後の足の高値にギャップがありますよね。

そこがFairValueGapになるんです。

詳しくは当サイトのメンバー様になっていただくと解説動画見れますのでよろしくお願いします(完全無料です)。

FairValueGapの裏にはマーケットメーカーの存在が!

FairValueGapのところっていうのは売り買いどちらかに注文が偏ってしまったところ。

例えば売り注文に偏ってしまった場合、売り注文を引き受ける買い注文が必要になるのですが市場には買い注文が入らない。

そんな時はですね、マーケットメーカーっていう人たちが買い注文だして売り注文を引き受けるんです。

「マーケットメーカーって何?」って思いますよね。

マーケットメーカーを説明するのは難しいのですが、実際に会ったことないし、、、。

ただ、一般的には証券会社や専門の取引業者などの機関投資家がマーケットメーカーとされてます。

FX業者もマーケットメーカーとされていますが、インターバンク市場にちゃんと顧客の注文を流している業者に限られると思います。

しかし、みんなが売りたいと思っている時にマーケットメーカーは買ってくれるんでしょうか?

「みんなが売りたいと思ってる時に買うのって損しない?」と思いますよね。

例えば、アメリカの経済指標が極端に悪いのが出て、みんながドル円を売りたいと思うであろう時もマーケットメーカーは買い注文で引き受けてくれます。

これは「市場の流動性」ってのを守るためにやってることでですね、例えば皆さんがFXの口座開設してトレード始めた時に、

「ドル円買おうと思ってクリックしたけど買えなかった、、」みたいなことであればトレードする気失せますよね。

よくFX業者の売り文句に「約定力99.9%」とかってあるじゃないですか。

これは流動性ってのを意識した売り文句で「あなたは買いたい時に買えるし、売りたい時に売れますよ~」ってことなんです。

金融市場っていうのはとにかく参加者を増やしたいし、すでに参加している人には継続的に取引してもらいたいわけで、流動性を確保するっていうのは最低限の条件なのです。

そのためにマーケットメーカーって存在は必要になってきます。

マーケットメーカーが現れたFairValueGapにレートが戻る

先ほどマーケットメーカーはみんなが売りたい時に買ってくれるし、買い時には売ってくれると説明しました。

わざわざ損しそうなポジションを持ってくれるのですから「マーケットメーカーって神様みたいな人やん!」って思いがちですが、そうではありません。

まず、市場の注文が偏る時っていうのはスプレッドが開きますよね。

例えば米雇用統計発表時なんかは結果次第で上か下に大きく動くので2分前くらいからスプレッドが開きまくります。

まず、開いたスプレッドっていうのはマーケットメーカーの儲けになります。

例えば皆さんが150円ちょうどでドル円売ったとしてもスプレッドがめっちゃ開いていれば15.20で売ってたりします。

この0.20はマーケットメーカーの儲け。

まずはスプレッドでマーケットメーカーは儲けるんです。

でも、そのまま下がっていってしまえばマーケットメーカーはスプレッドで儲けたとしても大きな含み損を抱えてしまうことになりますよね。

でもですね、一度戻すんですよ、、、。

私が思うにですね、ダブルトップとかダブルボトムってあるでしょ。

例えばダブルトップの場合ですね、高値更新してびよーんと上に伸びたところで大きな売りが入って一度下がる。

その一度下がる時っていうのは売り側に注文が偏ったから下がるのですが、その時にマーケットメーカーは買わなければいけないわけです。

そのまま下がっていってしまったらマーケットメーカーは大きな含み損抱えちゃいますよね。

そんな時はマーケットメーカーが買い足していってもう一度高値付近まで買い上がる。

自分たちが最初に買ったレートまで上げることができれば売り抜けて儲けるみたいなことやってると思いますよ。

その時に作るチャートの形がダブルトップになるわけです。

長期的な相場っていうのは市場参加者の心理、言い方変えればファンダメンタルズに沿った大衆心理で動いてますが、

短期的な相場っていうのはマーケットメーカーが作っていると言っていいと筆者は思ってます。

FairValueGapの値幅に注目してトレードする

上のチャートはGOLDの15分足です。

当サイトのオリジナルインジケーターでFairValueGapが表示されています。

赤くFairValueGapと書いてあるところの値幅に注目してください。

FairValueGapの部分を上抜けて高値を更新していってますが、上げどまっているところはFairValueGapの値幅分上がったところ。

ドンピシャなんですよね。

この意味はと言いますと、FairValueGapの部分で売っていたトレーダーさんたちが損切りさせられて、買い戻ししなければならなくなって、、、

自分たちが下げた分を損切りすることで上げてしまったってこと。

FairValueGapを使ってのチャートの読み方はメンバー様になっていただくと詳しくお教えしてますのでメンバー登録ぜひ検討してくださいね、無料ですから。