FXは引き付け! それだけ意識すれば稼ぎが変わってくる
負けてるトレーダーの共通点は「待てない」だった。
FX初心者の方にありがちな大きなミスが「待つことができない」ということ。
エントリーで有効なポイントというのは限られていて、レンジ中の相場ならレンジの上限下限ラインにできるだけ近いところ。
トレンド中なら押し目や戻りで、詳しく言えばトレンド中に作ったレンジを抜けた後戻ってきたところとなる。
なぜ、上記したポイントがエントリーポイントとして有効かというと損切りした際に損失を少なくできるからであります。
FXで初心者のうちはリスクリワードというのを意識することがなかなかできません。
例えばロング側のエントリーをする際に、エントリーした瞬間は上がることしか想像していない場合が多いです。
「プロのトレーダーは損切りが上手い」ということは我々の経験上、また多くのプロトレーダーとの出会いで気づかされた間違いないことです。
上の画像はレンジブレイクを狙ったエントリーを模したものになります。
赤色の矢印のところはブレイク狙いのトレーダーさんがよくエントリーするポイントです。
もちろん、上の画像のように勢いよくレンジをブレイクしていくチャートパターンはよく見かけますが、問題はどこに損切りを置いたら良いのかわかりづらい点です。
よくあるのが「再びレンジの中に戻ってしまったら」という損切りポイントではないでしょうか。
ただ、「レンジの中に戻ったら」という曖昧な感じでは、なかなか損切りを踏ん切りつけてすることができなかったりします。
今現在レンジの状態の時に狙うのは、
①「レンジの半分以下でロングする」
②「レンジの半分以上でショートする」
③「レンジを抜けたら再び戻ってきたときにエントリーする」
という3つのパターンがおすすめです。
で、この3つのエントリーポイントの損切りするところは
①レンジを下抜けてしまったら
②レンジを上抜けてしまったら
③レンジの中に再び潜ってしまったら
にしとけば損切り幅も少なくなります。
相場は半分を意識する
相場ってですね、けっこう「半分」っていうのが意識されやすいんです。
移動平均線だってある期間の平均、つまりは半分なんですね。
例えばですね、昨日の高値と安値の半分とか、先週の高値と安値の半分とか、、、
そこよりも今のレートが上にあるか下にあるかで相場の勢いが上側なのか下側なのかがわかったりしますよ。
上のチャート画像は2025.1.29現在のGOLD1時間足。
赤丸から赤丸までの上昇幅に対して50%のところに黒いラインが引いてあります。
50%のところまで落ちてきて「上に行くか下に行くか」を相場は悩んだあと上昇側に振れています(オレンジの四角部分です)。
上のチャート画像は先ほどのオレンジのもみ合い部分を5分足で拡大したもの。
黒い50%ラインがオレンジのレンジ部分でも半分となっていますよね。
エントリーするのは赤丸の半分を下回ったポイントです。
この場合はロングするので結果レンジを上抜けて大勝利となっていますが、もちろん下側に進んでいたかもしれません。
その場合、レンジを下抜けた場合に損切りすることになるのですが、かなり損切り幅を少なくすることができます。
安いところで買う、高いところで売るが基本
FXの教科書みたいなものでよく書かれているのが、「〇〇を抜けたら買い!」というもの。
〇〇というのはレジスタンスラインだったりレンジの上限ラインだったりします。
(売りの場合は逆の表現になります。)
この教科書の教えは非常に危険と我々は思っています。
これこそFX初心者を迷わす一番間違った教えだと確信しています。
上記しましたが、エントリーポイントというのは損切りをできるだけ少なくできるポイントが良であって、「抜けたらエントリー」はとても損切り幅が深くなってしまう悪ポイントなんです。
我々がメンバー様に口を酸っぱくなるほど繰り返しお教えしてるのが「引き付けてエントリー」ということ。
基本は「できるだけ安いところで買う、できるだけ高いところで売る」なんです。
引き付けるということは、上昇トレンドなら「押し目買い」、下降トレンドなら「戻り売り」を意味します。
逆に言えば、押し目買いや戻り売りというのは、ダウが崩れた時に損切りする場合のできるだけ損失を少なくする手段だと言えます。
相場が勢いよく上昇している場合、「飛び乗る」とかは絶対にしない、自分が設定した損切りポイントになるべく近づいたときにエントリーするということを意識してください。