低スプレッド、高速約定で評判のAXIORYを紹介

AXIORYは、2011年に設立された信頼性の高い海外FXブローカーで、特に透明性の高い取引環境と優れた顧客サポートで知られています。
AXIORYの最大の特徴は、低スプレッドや高速な注文処理に加え、幅広いレバレッジオプションがあることです。最大2000倍のレバレッジを提供し、トレーダーの資金に応じた柔軟な取引が可能です。

また、取引プラットフォームはMetaTrader 4とcTrader、さらには最新のMetaTrader 5も利用可能で、多様なニーズに応えられる点が評価されています。
取引ツールや教育コンテンツも充実しており、初心者から上級者まで幅広いトレーダーに対応しています。
さらに、ナノ口座やテラ口座など、資金規模に合わせた複数の口座タイプを用意しており、ユーザーに最適な取引条件を提供しています。

AXIORYは、セーシェル金融庁(FSC)の認可を受けており、厳格な資金管理と顧客保護方針を採用しているため、安心して取引ができるブローカーです。
ライセンス番号000122/405。

5つの口座タイプがあります。

AXIORYには5つの口座タイプ(マックス、スタンダード、ナノ、テラ、アルファ)があり、各口座の特徴は下記の表のようになっています。

マックス口座スタンダード口座ナノ口座テラ口座アルファ口座
最大レバレッジ2.000倍1.000倍1.000倍1.000倍1倍
取引手数料なしなしありありあり
口座通貨米ドル、ユーロ、円米ドル、ユーロ、円米ドル、ユーロ、円米ドル、ユーロ、円米ドル、ユーロ、円
ゼロカット保障ありありありありなし
最小取引量(ロット)0.01ロット0.01ロット0.01ロット0.01ロット1ロット
最大取引量
(1ポジション、ロット)
1.000ロット1.000ロット1.000ロット1.000ロット100.000ロット
最大保有ポジション制限なし制限なし制限なし制限なし制限なし
対応商品FX
株式CFD
株価指数CFD
エネルギーCFD
貴金属CFD
FX
株式CFD
株価指数CFD
エネルギーCFD
貴金属CFD
FX
株式CFD
株価指数CFD
エネルギーCFD
貴金属CFD
バトルCFD
FX
日本株CFD
株式CFD
株価指数CFD
エネルギーCFD
貴金属CFD
バトルCFD
現物株式
ETF
取引ツールMT4, cTraderMT4, cTraderMT4, cTraderMT5MT5
*1ロットはFXで言う10万通貨、一部の取引商品および銘柄にてレバレッジ制限がある場合があります。

どの口座タイプを選べば良いのか!

5つも口座タイプがあるのはいいけれど、特に海外FX初心者の方はどの口座タイプを選べば良いか迷ってしまいますよね。
ただ、アルファは「現物株とETF」を扱うFX口座としては特殊なタイプなので初心者の方は除外してもいいと思います。
もちろん「現物株とETF」がやりたいという方はアルファを選べば良いのでしょうが、レバレッジが1倍(つまりはレバレッジが効かない)なので国内の証券会社と手数料を比較し、また「取引したい銘柄がAXIORYにはある」という場合にはアルファ口座を開設してもいいでしょう。
ただ、「FXをやりたい」という方はアルファを除く4口座タイプから選ぶことになります。

手数料があるかないかで2通りに分かれる!

マックス口座とスタンダード口座は取引手数料がなく、実質スプレッドだけが取引コストとなります。
ナノ口座とテラ口座はスプレッドの他に手数料がかかってきます。
そう考えると「絶対、、マックスかスタンダードが得やんけぇ~!」となりますが、ナノ口座とテラ口座のスプレッドは非常に狭くなっていて一概にマックス、スタンダードが得とは言えません。

では、例としてドル円(USD/JPY)を1万通貨で取引する場合を考えてみましょう!

上の画像はAXIORYの公式HPの「口座タイプ別リアルタイムスプレッド」をスクショしたものです。
赤丸が付いていますが、左側が「ナノ、テラ」のスプレッドで0.2,右側が「スタンダード」のスプレッドで1.2です。
1PIPSの差がありますね!
1万通貨で1PIPSということはドル円の1PIPSは1銭ですので

1銭(0.01円)×10.000=100円

100円の差ということになります。
ただ、これに「ナノ、テラ」は手数料がかかります。
「ナノ、テラ」の手数料は下記の表のようになります。

注文数取引通貨数表記手数料(ドル)
0.01
ロットの買い注文
1,000通貨0.03ドル
0.10
ロットの買い注文
10,000通貨0.30ドル
1.00
ロットの買い注文
100,000通貨3.00ドル
10.00
ロットの買い注文
1,000,000通貨30.00ドル

手数料がドルで書いてあるのがややこしいですが、1万通貨の手数料は0.30ドルですので、1ドル=140円だとすると手数料は42円ということになります。
(円高になればなるほど手数料は安くなりますね!)
結果ですね、ドル円1万通貨を取引した場合、

・スタンダード=120円の取引コスト(スプレッド)
・ナノ、テラ=62円の取引コスト(スプレッド+手数料)

ということになり、トータルの取引コストは「ナノ、テラ」の方が安いということになりますね。
意外なのがスタンダードの半分に近いということ。

もちろんスプレッドは固定ではないのでスタンダードとナノ、テラでの差がいつも1PIPSというわけではないのですが、筆者が目を充血させながらかなり長い時間スプレッドを監視していた結果では差が1PIPS以上になることは多くあっても1PIPSより狭まることはあまり確認できませんでした。

あと、FXのスプレッドはダメなのですが、手数料というのは確定申告する際に必要経費として申告することができますので、税金払う段階まで考えてもナノ、テラの方がお得といえると思います。

ただ、普通に取引コストだけで考えればナノ口座かテラ口座を選べば良いと思いますが、手数料がかからないスプレッドだけのマックス口座はレバレッジが最大2.000倍という魅力があります。


口座タイプ選択:まとめ

また、テラ口座は取引ツールが「MT5」しか使えません。
「MT4やcTrader」を使いたいという方は、取引コスト重視なら「ナノ口座」、レバレッジ重視なら「マックス口座」、MT5が使いたいという方は「テラ口座」を選択すればよいかと思います。

AXIORYのレバレッジについて

AXIORYは海外FXの中でも高い最大2.000倍という超ハイレバレッジを実現しています。
また、自主規制というか「超ハイレバで取引できてしまうとついロットを上げ過ぎてしまう、、、」なんて人のためにレバレッジの設定を13パターンの中から選ぶことも可能です。
13パターンは「1倍」「10倍」「25倍」「50倍」「100倍」「200倍」「300倍」「400倍」「500倍」「600倍」「800倍」「1,000倍」「2000倍」となっています。
ただ、筆者的には各口座タイプの最大レバレッジを選択するのがおすすめ。
「レバレッジが高い=必要証拠金が安い」ということを忘れずに!

有効証拠金合計によって最大レバレッジが変わる!

「資金が増えたらレバレッジ下げられた!」
というのは海外FXではよくあることです。
これは業者側が大きな資金でのハイレバレッジは非常にリスクが高いので顧客の資金を守るために規制しているのですが、突然レバレッジ下げられるとビックリします。
ただ、よく聞く話なのですが、、退職金もらって全部海外FXに突っ込んでハイレバで一発勝負なんてことする人がいたりする、、。
退職金みたいな大金を2.000倍のレバレッジで運用するととんでもない大ロットで取引ができてしまいます。
取引が上手くいけばいいですが、エントリー方向と反対に相場が動けば、、、、、
「長年働いてもらった退職金が一瞬でパぁ~!」なんてことになりかねません。
海外FX業者は純粋に顧客の取引する時の手数料で利益を上げているので、顧客には長い期間で数多くの取引をしてもらいたいんです。
だから資金(正確にはボーナスなども含めた有効証拠金)に対し最大レバレッジの規制をかけているわけなんですね。

AXIORY 有効証拠金に対しての最大レバレッジ早見表
*口座の有効証拠金マックス口座スタンダード口座/ナノ口座/テラ口座
0 〜 300,000 円2000倍1000倍
300,001 〜 500,000 円1000倍1000倍
500,001 〜 700,000 円800倍800倍
700,001 〜 1,400,000 円600倍600倍
1,400,001 〜 7,000,000 円500倍500倍
7,000,001 〜 14,000,000 円400倍400倍
14,000,001 〜 28,000,000 円300倍300倍
28,000,001 〜 42,000,000 円200倍200倍
42,000,001 〜 75,000,000 円100倍100倍
75,000,001 円 〜50倍50倍
*ウォレット・アルファ口座を省く、ボーナスなどのクレジットも含み、複数口座を持っているならば全口座合計

AXIORY 自動的にレバレッジが下げられるとどうなる?

上記で説明したようにAXIORYでは有効証拠金の額に合わせてレバレッジが自動的に変更されます。
例えば、25万円の資金でAXIORYのMAX口座(レバレッジ2000倍)で取引しだしたとします。
その場合5万円を1円でも上回った利益が出た場合(有効証拠金が300.001円以上となる)、次からのトレードではレバレッジが1000倍に自動的に下げられます。
レバレッジが下げられた場合は、AXIORY側からメールでお知らせが来るシステムとなっています。

ただ、ここで注意していただきたいのが、トレードが上手くいき資金が増えてレバレッジ規制が働く金額まで有効証拠金が増えた場合、上記では「次のトレードから」という表現をしましたが、実はポジションを保有中もレバレッジ規制がかかるんです。
有効証拠金というのはポジションをクローズした時の損益で変わるのではなく、ポジション保有中の損益でも変わるんですね。
例えば先ほどの例と同じ25万円の資金でAXIORYのMAX口座(レバレッジ2000倍)で取引しだしたとします。
ドル円が1ドル150円の時にレバレッジ限界の30ロットでロングしたら予想通りガンガン上昇していき利益が5万円を超えてきました。
ただ、自分の予想は「まだまだ上がる、まだまだ切りたくない」だったとします。
その場合5万円を1円でも上回った利益が出ているので(有効証拠金が300.001円以上となる)、レバレッジは自動的に1000倍に落ちてしまいます。


・レバレッジ2000倍の時の必要証拠金は、、、
 150円×3000000÷2000=225.000円
・レバレッジ1000倍に落ちてしまった時の必要証拠金は、、、
 150円×3000000÷1000=450.000円

「あれ?必要証拠金が有効証拠金を上回ってしまってる、、。」」

となりますよね。
このような場面を筆者はまだ経験したことがないのですが、おそらくですが、持ったポジションは儲かっているのにレバレッジが下がったことで証拠金維持率が0%を切ってしまうので強制的に決済されてしまうのではないでしょうか(AXIORYに確認しときます)。

そんな時の対策として、AXIORYは複数の口座(10個まで)を同一名義で作ることが可能なのを利用し、レバレッジを下げられないように資金を複数口座に分散して一口座の残高を低くしようとする方がいるのですが、AXIORYでは複数口座の合計有効証拠金の額でレバレッジ規制を行っているので無意味です。
ただ、出金して有効証拠金を減らすか、裏技としてアルファ口座かウォレット口座に資金を移すという手もあります。

AXIORYのウォレット口座持つことでレバレッジ規制を回避できる!

この記事の冒頭でAXIORYには5つの口座タイプがあると説明しましたが実はもう一つ「ウォレット口座」というのがあるのです。
このウォレット口座なのですが、他の海外FX業者でも国内FX業者でも見かけない顧客を大事にしようとするAXIORY独自のタイプの口座です。

ウォレット口座の特徴は、、
・ウォレット口座に入ってる資金は有効証拠金としてカウントしないようになっている。
・ウォレット口座は資金保持を目的とした口座のため取引できない。
・ウォレット口座からの出金はオープンポジションの影響を受けない。
となっています。

つまりですね、先ほどの例のように、、、
「あとちょっと儲かったらレバレッジ規制受けてまうやん、、どないしよ!!」
てな時にはレバレッジ規制を受けない残高まで資金をウォレット口座に移してしまえばいいわけです。

ウォレット口座はぜひ通常の取引をする口座と同時に開設しておくことをお薦めします。

AXIORYの最大レバレッジ調整モードってなに?

「最大レバレッジ調整モード」っていうのはですね、ご自分の資金に対し可能な限りのハイレバに自動で設定してくれる機能です。
最大レバレッジ調整モードは「My AXIORY」よりONにできます。

何度も説明してしまいますが、、「ハイレバ設定=危険」ではありません。
「ハイレバ設定=必要証拠金が安く済む」であります。

なので「最大レバレッジ調整モード」は必ずONにしておくことをお薦めします。

*マックス口座でレバレッジ2000倍でお取引きされている場合、週末の間(土日)レバレッジは1000倍まで引き下げられ、月曜日に自動的に以前の設定に戻ります。
なので、金曜日のクローズ時にはレバレッジが1000倍に下がっても大丈夫かを必ず確認してください。

AXIORYのゼロカット、マージンコール、強制ロスカットについて

そもそも「ゼロカット」、「マージンコール」、「強制ロスカット」が何なのかわからない方もいるかもしれませんので下記にて詳しく説明しますね。

1. ゼロカットとは?

ゼロカットとは、口座残高がマイナスになった場合でも、トレーダーは追加の損失を支払う必要がない仕組みのことです。通常、相場の急激な変動で口座残高がゼロを下回る可能性がありますが、ゼロカットが採用されているブローカーでは、マイナス分はブローカーが負担してくれます。これにより、トレーダーは追加の借金を負わず、口座残高はゼロにリセットされます。

例えば、取引中に急な相場変動が起きて、口座の証拠金が全て消失し、さらにマイナス100ドルまで損失が膨らんだとします。しかし、ゼロカットシステムを採用している場合、そのマイナス分の100ドルはブローカーが負担し、トレーダーが支払う必要はありません。


2. マージンコールとは?

マージンコールとは、証拠金維持率が一定の基準を下回った場合に、追加の証拠金を入金するようブローカーから通知されることです。この基準はブローカーによって異なりますが、AXIORYでは証拠金維持率が50%を下回ると発生します。

AXIORYの証拠金維持率50%の例

例えば、あなたが10万円の証拠金で取引を行っており、ポジションに必要な証拠金が5万円だとします。この場合、残りの5万円が証拠金維持率となります。相場が逆方向に動き、証拠金が2万5千円に減少した時点で証拠金維持率が50%となり、マージンコールが発生します。

  • 証拠金維持率 =(有効証拠金 ÷ 必要証拠金)× 100

この時点で、追加の証拠金を入金するか、ポジションを減らす必要があります。そうしないと、次に説明する強制ロスカットが発動する可能性があります。


3. 強制ロスカットとは?

強制ロスカットとは、証拠金維持率がさらに低下した場合に、ブローカーが自動的にポジションを強制的に決済して、損失の拡大を防ぐ仕組みです。AXIORYでは証拠金維持率が20%を下回ると発動します。

AXIORYの証拠金維持率20%の例

先ほどの例で、証拠金維持率が50%になりマージンコールが発生しましたが、追加の証拠金を入れずに相場がさらに逆行し、証拠金が1万円まで減少したとします。この場合、証拠金維持率が20%に達し、強制ロスカットが自動的に発動します。この時点で、ブローカーが全てのポジションを強制的に決済し、損失をこれ以上拡大させないようにします。

AXIORYのゼロカット、マージンコール、強制ロスカットは一般的な数値

海外FXではほとんどの業者がゼロカットのシステムを採用していますし(採用してない海外FX業者は使わない方がいいです)、マージンコールも証拠金維持率50%、強制ロスカットも証拠金維持率20%というのが一般的で多くの業者が採用している数値でAXIORYもそれにあたります。

マージンコールはメールでお知らせしてくれる業者もありますが、AXIORYはメタトレーダーのターミナルウインドウの損益表示欄の背景が赤色で表示されます。
(赤色になるの見るのホント嫌なんですよね~、、筆者もFX始めて数年は年に何回も見てました。)

強制ロスカットも実際になると物凄く嫌なんですけど、相場の急変動が多く起こるFXの世界で強制ロスカットのシステムがなかったらどんだけの人に借金ができてしまうのだろう。
嫌なものだけど強制ロスカットはトレーダーを助けてくれてます。

ただ、資金管理っていうのをちゃんと考えてトレードしていけばゼロカット、マージンコール、強制ロスカットってのは無縁になりますよ。

世界最高水準を誇るAXIORYの約定力

筆者も含めAXIORYで取引きしたことのあるほとんどの方が約定力を褒めています。
FXをやってて時々腑に落ちない思いをするのが、「自分が注文したレートと全然違うレートで約定している」という、いわゆるスリッページの現象です。
特に成り行き注文(エントリーする値段を予め決めないで、「ここだぁー!」って自分のタイミングで入る注文です)でクリックしてから数秒後に約定されてしまうことって結構あるんですよね。
スィングトレードとかならまだ良いのですが、スキャルピングとかやるんだったら致命傷になりかねないんです。
最近は少なくなってきましたが、昔の国内FX業者にはよくありました、、クリックしてから約定するまでモニターにクルクル回る円が出てきて、、
クルクル詐欺とかよく言われてましたよね。
その点ですね、AXIORYの約定はほぼタイムラグを感じない、海外FX業者の中でもスプレッドが低い方なのに(スプレッドが狭い業者にスリップが良く起こる傾向があります)ストレスなく約定してくれる素晴らしいシステムを顧客に提供しています。
AXIORYは約定力に関して特に拘っているらしく、「世界最高水準の約定力を目指している」と公式のHPでも宣言しています。

AXIORYの約定に関する取引実績

上のグラフはAXIORYの公式HPから拝借したものですが、AXIORYは顧客から受けた注文の約定実績を公開しているんですね。
グラフは2024年8月のドル円の約定実績ですが、右側のグラフを見ていただくと約50%がスリップ幅0PIPSに近いところで約定しているのがわかります。
左の約定スピードのグラフに関してですが、184ms(マイクロセカンズ)以内にほぼほぼ約定しているのがわかります。
単位がmsですからね、実際に取引した時の感覚的にはノータイムラグって感じですよ。
このようなデータを公開しているってことはAXIORYがいかに約定力に自信を持っているということを表していると思います。

AXIORYのレートを出すサーバーが東京にあった

MT4とかMT5とか呼ぶメタトレーダーを採用しているFX業者は多数ありますが、同じメタトレーダーのチャートでも業者によってレートが全然違うって知ってましたか?
メタトレーダーっていうのはロシアのメタクオーツ社ってところが作ったチャートのソフトで、メタクオーツ社はFX会社ではありません。
多くのFX業者はメタトレーダーっていうソフトを使って独自のレートをチャートに反映させているわけです。
AXIORYも同じシステムなのですが、レートをメタトレーダーに反映させるシステムが東京、つまり日本にあるんですよ。
AXIORYの会社はベリーズっていうカリブ海に面した中米にある小さな国にあるのですが、もしベリーズにあるサーバーと取引してたら約定にとんでもないタイムラグが出てしまうでしょう。
しかし、私たちトレーダーがやり取りするサーバーはAXIORYの場合日本にありますので非常にタイムラグが少ないわけです。
サーバーはEquinixっていう世界一のデータセンターのTY3(TYは東京って意味だそうです)ってところにあるそうで、システムダウンなどの心配もないようですよ。

AXIORYはcTraderが使える数少ないFX業者です。

FXのチャートソフトといえばメタクオーツ社のMT4やMT5が有名です。
ただ、cTraderというチャートソフトもFXトレーダーにとって高機能で使いやすいチャートソフトでして、特に、スキャルピングやデイトレードをトレードスタイルとしている方に非常に人気で多く利用されています。
AXIORYはこのcTraderを採用しています。
cTraderを採用していることも「AXIORYはスキャルピング、デイトレードに強い!」と言われる所以だったりします。
この章では、cTraderを扱っている海外FX業者の一覧や、MT4やMT5と比べcTraderのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。


1. 海外FXでcTrader取り扱い業者 一覧/比較

cTraderは、その優れた機能性から多くのトレーダーに愛用されていますが、**MetaTrader 4 (MT4)やMetaTrader 5 (MT5)**に比べると対応しているブローカーは限られています。
以下の表に、cTraderを提供している代表的な海外FXブローカーを一覧にしました。

ブローカー名最大レバレッジスプレッド(USD/JPY)
AXIORY400倍0.4pips〜
IC Markets500倍0.3pips〜
FXPro500倍0.5pips〜
Pepperstone500倍0.4pips〜
RoboForex2000倍0.6pips〜

cTraderといえばAXIORYと最近では言われるほどAXIORYのcTraderは使いやすくレスポンス早く、HTML5に対応した初の完全ウェブベースの「cTrader for Web」もあります。
上の表のようにAXIORY以外にもcTraderを使える海外FX業者はあるのですが、オフィシャルサイトが日本語対応してなかったり、入出金の手続きが面倒だったりとAXIORYと比べると海外FX初心者にはなかなかハードルが高かったりします。

2. cTraderのメリット

2-1. NDD ECN専用

cTraderは、**NDD(No Dealing Desk)とECN(Electronic Communication Network)**に特化した取引プラットフォームです。
これにより、注文が直接市場に流され、ディーラーの介入がなく、公平で透明性の高い取引が可能となります。
これに対して、MT4/MT5はディーリングデスク(DD)方式もサポートしているため、cTraderのような純粋なNDD環境とは異なる場合があります。

特徴cTraderMT4/MT5
NDD対応完全対応(標準機能)一部対応(DDもあり)
透明性高い場合による
2-2. cTraderでは株みたいに板情報が見れる

cTraderでは、株式取引のように板情報(Depth of Market: DOM)が確認できるのが大きな特徴です。
これにより、現在の売買注文の深さや取引量がわかるため、トレーダーは市場の流動性を把握しやすくなります。
特に、スキャルピングを行う際に役立ちます。
一方、MT4やMT5では標準機能として板情報は提供されていないため、cTraderの強みと言えます。
cTraderのDOMに似ている「OANDAのオープンオーダー」というのがありますが、DD方式(ディーラーの介入あり)を採用しているので板情報の透明性という面に関しては少し怪しい面もあります。

2-3. 一括裁量決済ができる

cTraderの便利な機能の一つに、一括裁量決済があります。
複数のポジションを保有している場合に、ワンクリックで全てのポジションを一括で決済することができます。
MT4やMT5でもカスタムインジケーターを使うことで同様のことは可能ですがインジケーターは有料だったりします。
cTraderは標準機能としてこれが搭載されており、操作性が優れていますよ。

2-4. 日本語/日本時間に変更できる

cTraderは、設定画面からインターフェースを日本語に変更することができ、日本時間での表示にも対応しています。
MT4/MT5は時間が基本ロシアの時間で、日本時間に変更することもできますが、これも一括裁量決済同様カスタムインジケーターが必要だったりします。
cTraderの方が直感的に設定を切り替えやすい設計となっているため、初心者にとっては使いやすいです。

2-5. cTraderにもスマホアプリがある

cTraderは、PC版だけでなくスマホアプリも提供しており、外出先からでも簡単に取引ができます。
スマホアプリのUIも直感的で操作しやすいため、初心者でも迷わずに使いこなせるでしょう。
これも、MT4/MT5のスマホアプリに比べて利便性が高く、多くのトレーダーから支持されています。


3. cTraderのデメリット

3-1. 情報が少ない&対応会社が少ない

cTraderは、世界中のトレーダーに広く利用されているMT4やMT5に比べて、情報量が少ないのが難点です。
特に、日本語の解説サイトやコミュニティが少ないため、トラブルシューティングや使い方の学習に時間がかかることがあります。
また、対応しているブローカーもMT4/MT5と比較すると少ないため、選択肢が限られてしまいます。

3-2. 自動売買ソフトが少ない

cTraderは、cAlgoという自動売買機能をサポートしていますが、MT4/MT5で使えるEA(エキスパートアドバイザー)に比べて種類が少ないのが現状です。
MT4/MT5では何千ものEAが提供されており、自動売買戦略を多様に試せますが、cTraderのEA(cBot)は選択肢が限られているため、自動売買をメインに考えている方には少し物足りないかもしれません。

項目cTraderMT4/MT5
サポート言語の数少ない多い
自動売買ソフトの種類限定的豊富

4、AXIORY : cTraderプラットフォーム対応表

PLATFORMWindows PCMac PCLinux PCブラウザiPad/iPhoneAndroid スマートフォン/タブレット
Windows版◯対応◯対応××××
Mac版×◯対応××××
Web版◯対応◯対応◯対応◯対応××
iOS版××××◯対応×
Android版×××××◯対応

5、cTraderのメリット、デメリット:まとめ

cTraderは、NDD ECN専用としての優れた取引環境、板情報の表示一括決済機能、およびスマホアプリの使いやすさといったメリットがあり、特にスキャルピングやデイトレードをするトレーダーには非常に魅力的なプラットフォームです。しかし、MT4/MT5と比べて対応ブローカーや自動売買ソフトの選択肢が少ないというデメリットもあります。
スキャルピング、デイトレードならcTrader、スィングトレードや自動売買ならMT4,MT5と選ぶのが良いかと思います。