FairValueGapを使ってメンバー様とマンツートレード
本日は当サイトのメンバー様とLINEで通話しながら一緒にトレードしました。
メンバー様は鹿児島にお住いのAさんで私と年が近く、1か月前にメンバーになっていただいてます。
夕方くらいからのトレードでしたが、当初はNY時間前には終わる予定だったのですが結局22時15分のADP雇用者数通過後もやってしまいました。
モニター1画面でのMT4設定
Aさんのトレード環境はウィンドウズのデスクトップPCでモニターは1つということだったので私の方も同じ条件でトレードすることにしました。
以前私はモニター8面とかでトレードしている時期もありましたが、正直8面あっても同時にいろんな情報を頭の中で整理することができず、私の頭では逆効果になることが多かったので今は3面まで減らしています。
今回はスキャルピングをやったのですが、1分足チャートだけっていうのはちょっときついので、MT4では1分足と15分足を左右分割で表示してもらいました。
1分足・15分足ともに当サイトのオリジナルインジケーターを表示してもらい、波を視覚的に良く見えるようにZigZagも表示していただきました。
緑とピンクの四角はFairValueGapを表したもの、移動平均線みたいのはエンベロープです。
損切りができないのが悩みのメンバー様に強制損切り
トレードする前に3~40分お話ししたのですが、とにかく「損切りできない」のが悩みということでした。
なので勝率は悪くないのに「コツコツドカーン」で資金を増やすことができてないそうです。
資金は18万円で0.1ロット、一日の最大損失は5.000円まで
資金管理について聞いたところ、「資金は18万円で0.1ロット、一日の最大損失は5.000円まで」ということでした。
Aさんは去年勝ち越しをされていて、この資金管理を実行したところ初めて1年通して勝ち越せたとのこと。
ただ、損切りができないのでその日の1発目のトレードで5.000円負けることもよくあるそうで、「もう少し早めの損切りができれば安定するのでは?」とご自分でも思ってらっしゃるようでした。
そこで二人で相談し、「1.000円くらいで強制的に損切りする」ということをやってみようということになりました。
前半の3本は適当なところでエントリーし、1.000円くらいで無感情で損切りするということをやったものです。
2本目が-1.659円になってしまってますが、ちょっと慌ててしまったそうで本当は-1.000くらいで切る予定でした。
3連続損切りするとメンタルがまいってしまいますが、これに慣れないとダメなんですよ。
おそらくAさんは私との合同トレーニングで連勝連勝の爆益になることを期待していたかもですが、私が言うことをよく理解して下さり機械的に切ってくださりました。
荒療治的なことをしてしまいましたが、まずは切ることに慣れていただきました。
損切りできるなら損切りポイントにできるだけ引き付けてエントリーする
損切りできるなら、次は損切り額をできるだけ少なくするように努力することです。
例えばロングエントリーする場合、「このラインを下回ったのなら損切りする」みたいに損切りするポイントを明確にしたとします。
だったら、、、、
損切りした際にできるだけ損失額が少なく済むようにエントリーはできるだけ損切りポイントに近いところでするべきです。
上のチャートにオレンジ色のレジスタンスラインが引いてあるのですが、このラインを上抜けたらロングで狙うとしましょう。
赤い四角のところで上抜けているのですが、この時に考えることは「損切りはどこでする?」です。
とりあえずこの場合はレジスタンスライン抜けのブレイク狙いですから、ブレイク狙いはダマシも多く、抜けても戻る場合がよくありますよね。
ラインを抜けたのにブレイクできず戻った場合はというと、ブレイク狙いでロングしたトレーダーが損切りしだしますので結構勢いよく下がることが考えられます。
ならば、損切りはラインの下に戻ってしまった時ということにした方がいいですよね。
ならば、損切りした時の損失をできるだけ少なくするために、ラインを上抜けた後にライン付近まで戻った時にエントリーするべきなんですよね。
ラインを抜けて勢いよくそのまま行ってしまうこともよくあり、「もったいねぇ~」とか思ってしまうこともありますが、スキャルピングの場合いくらでもエントリーする機会はありますので何も気にする必要はありません。
「上がってる時に売る」、「下がってる時に買う」がスキャルピングの基本です。
エントリーのタイミング的な話になるのですが、Aさんから「勢いよく上がってる時にショートするのは怖いので自分が引いたレジスタンスラインでちゃんと反応するのかを確認してからショートする」というお話を聞いたので少し説明させていただきます。
あくまでスキャルピングでのお話になるのですが、GOLDの場合とかですと1回のトレードで10pipsくらい私は狙うのですが、例えば動かない日のドル円やらユーロドルなんかやる場合、「2pips上等!」みたいな感じでトレードするんですね。
その場合ですね、「一旦ラインで反応するの確認して」とかやってると遅いんです。
上のチャートはこの日のGOLD1時間足ですが、赤い2本のゾーンは今までメチャメチャ上げどまっていますよね。
一番右のところを見ていただきたいのですが、この日はこのゾーンまで上がってきましたのでショート狙ったんです。
損切りは「ゾーンを上抜けてしまったら」としましたので、エントリーは損切りした時にできるだけ損失が少なくなるように「ゾーンを上抜けたところ」となるんです。
Aさんは私と同じタイミングでエントリーしたのですが、「うわっ、めっちゃ怖い!」って思わず言ってました。
気持ちはわかるんです、ゾーンを勢いよく上抜けた時にショートでエントリーするのですから。
だけど、このタイミングでエントリーしないとスキャルピングは上手くいかないんですよ。
「1分足の陰線1本出てから」とかやってると次の足は陽線になって高値更新なんてことよくありますよ。
スキャルピングは職人芸的な感じでですね、「上がってる時にタイミングよくショートする、下がっている時にタイミングよくロングする」技が必要です。
今日の戦績
Aさんの今日の戦績ですが、11本入って+18.061円。
最初の3本は「損切り練習」だったことを考えるとかなり優秀ですよね。
「資金が20万超えた」と喜んでらっしゃいました。
Aさんも「かなり手応え感じました。」と仰っていただけたので良かったです。
エントリーはほとんど「FairValueGapを埋めた時の逆張り」でした。
詳しいトレード方法はメンバー様になっていただけるとお教えできますので是非ご検討ください(無料です)。
トレードする人のほとんどは部屋で一人で悩みながらって感じだと思います。
私がFXを始めた時は人とオンラインでつながりながらトレードするなんてことはできなかったのですが、今はいい時代です。
私が優秀なトレーダーだなんて口が裂けても言えませんが、一緒にトレードすることで何か感じていただけると思います。