TradingViewって何?

TradingViewは、現在最も人気を集めている次世代型のチャート分析ツールです。

FX(為替)だけでなく、株式、仮想通貨、貴金属、株価指数など、世界中のあらゆる金融商品のチャートをこれ一つで表示し、分析することができます。

最大の特徴は、専用ソフトをパソコンにインストールする必要がない点です。
(DeskTop版もあります。そちらはインストールが必要です。)
Google Chromeなどのブラウザ上で動作し、設定や引いたラインはすべてクラウド上に自動保存されます。
そのため、「自宅のパソコンで引いたトレンドラインを、外出先でスマホからそのまま確認する」といったシームレスな使い方が可能です。

また、世界中のユーザーが作成した独自のインジケーターを共有・利用できる仕組みがあり、デフォルトで入っているメジャーなインジケーター以外にも超便利なインジケーターを利用することができます。

MT4 MT5との違い

TradingViewとMT4・5は、プログラムを組む言語自体が違います。

TradingViewは「Pine Script(パインスクリプト)」という、トレーダーのために独自に開発された最新の言語を使っています。

それに比べ、MT4はMQL4、MT5はMQL5という言語が使われていて、構造が複雑でかなり古いです。

そのため、優れたインジケーターツールを作ろうと思っても、MT4やMT5はプログラミングの知識をかなり要します。
例えば、トレード経験が多くある人がアイデアを思いついてもプログラミングの知識がないためツールが作れないといったことになります。
そのため、MT4やMT5のツールは、どちらかというとトレーダー目線というよりプログラマー目線になり、実際のトレードで役立つものが少ないのが現状です。

TradingViewはプログラミングの知識があまりなくても、アイデアをすぐ形にできるシステムをとっているため、プログラマー目線ではなくトレーダー目線のツールが続々と登場しており、その実際に役立つツールをトレード初心者の方も使え、使用してすぐにプロと同じトレード環境でチャートを見ることができます。

デスクトップ版の登場

TradingViewはトレーダー達にとって最強の武器になるツールであることは間違いはないものの、ブラウザ上で操作することによる「重い、遅れる」という欠点がありました。

とはいっても、TradingViewを使ってのチャート分析では何の問題もないことなのですが、TradingViewを使えるFXブローカーで取引をする際に、ブラウザの状態などにより約定スピードがどうしてもアプリであるMT4やMT5より遅いということがありました。
これはブラウザ(特にChrome)は非常にメモリを消費するため、複数画面で展開するとPC全体が重くなりやすく、肝心な時のフリーズや約定遅れにつながっていたからです。

また、ブラウザ版のTradingViewで複数モニターを跨いでチャートを表示するには、Google Chromeなどの「タブ」をドラッグして引きちぎり、別のモニターへ移動させる必要があります。これは操作としてスマートではなく、ブラウザの枠組みに縛られているため、MT5のような自由で直感的なウィンドウ配置ができませんでした。

しかし、デスクトップ版の登場で、これらの問題を一掃。
ブラウザ特今特有の重い、タブ切り替えのわずらわしさが解消されました。
本格的な「マルチディスプレイ環境」を簡単に構築でき、サクサクした軽快な操作を体験できます。
TradingView マルチモニターと同期機能の活用法

MT4やMT5と同等かそれ以上に軽く動き、しかも圧倒的に多機能であるTradingViewに四角なしです。
TradingView デスクトップ版 vs Web版の徹底比較

TradingViewはMACが使える。

「パソコンはWindowsを選べ!」というのは最近までトレーダー達の常識となっていました。
これはトレードする際にもはや必須ツールとなっていたMT4やMT5がほぼWindows専用となっていたからです。
「Mac版のMT4・MT5」の多くは、元々Windows専用に作られたソフトを、「エミュレーター(Wineなど)」と呼ばれる翻訳機のようなシステムを使って無理やりMac上で動かしているに過ぎません。
そのため、動作は不安定で重く、MacOSのアップデートによっては動かなくなってしまうなんてこともありました。
また、外部のインジケーターを導入しようとしても弾かれてしまうこともしょっちゅうでした。

Macユーザーのトレーダーは、長年これらのストレスに耐えるか、わざわざMacの中にWindowsの環境(Boot CampやParallelsなど)を構築するという面倒な作業を強いられてきました。

しかし、TradingViewの登場でその悩みは完全に過去のものとなりました。
TradingViewはクラウドベースで作られているため、Macの標準ブラウザ(Safariなど)で何の問題もなくサクサクと完璧に動作します。

さらに素晴らしいのが、「Mac専用のデスクトップ版アプリ」が公式からしっかりと提供されている点です。
(Windows版、Mac版、Linux版があります。)

Windows版のソフトを無理やり動かしているMT4/MT5とは異なり、最初からMacのシステム(Apple Silicon等)に最適化されて作られているため、動作の軽快さや安定感は段違いです。

もちろん、優秀なコミュニティスクリプト(インジケーター)もクラウド上で管理されているため、Macだからといって面倒なインストール作業は一切不要。
クリック一つですぐにチャートに反映されます。

TradingViewの普及により、今や「トレーダー=Windows」という常識は完全に覆ったと言えます。
TradingView デバイス

TradingViewは市場から直接仕入れた「本物の出来高」が見れる!

TradingViewが表示する出来高は、世界中の主要な取引所や強力なデータプロバイダーから直接提供されたリアルな取引データに基づいています。

株式、株価指数、仮想通貨、先物市場などはもちろん、市場が分散しているFX(為替)においても、世界規模の機関投資家レベルの膨大なデータから精度の高い出来高を算出しています。
つまり、TradingViewを使えば「世界中の市場で、実際にどれくらいの資金が動いたのか」という『本物の出来高』をベースにしたチャート分析が可能になるのです。

MT4やMT5に標準搭載されている出来高「Volumes」インジケーターが表示しているのは、実際の取引量ではありません。
あれは「ティックボリューム」と呼ばれるもので、「その時間内に価格が何回動いたか(更新されたか)」という回数をカウントしているだけの疑似的なデータです。

証券会社・FXブローカーとの連携機能

「TradingViewが便利だからといって、わざわざ別の画面で発注するのは面倒…」と思うかもしれません。
しかし、実はTradingViewには「チャート画面から直接、自分が使っているFX業者の口座で発注できる(口座連携機能)」が備わっています。

現在、世界中の数十社のブローカーがTradingViewとの直接連携に対応しています。
国内業者であれば「OANDA」や「サクソバンク証券」、海外FX業者であれば当ブログでもおすすめしている「Vantage(ヴァンテージ)」や「IC Markets」などが対応しています。
TradingViewが使えるブローカー

これらを連携させれば、「TradingViewで引いた水平線で反発したのを見て、そのまま同じ画面内でワンクリック発注」という、プロと全く同じ快適なトレード環境を無料で構築することができます。

TradingViewには無料版と有料版がある!

メリットばかりを書いては嘘くさくなるので、TradingViewのデメリットもお伝えしなければと思います。

TradingViewのデメリットは一つだけ、それは有料だということです。
もちろん、無料版もあるのですが、やはり機能は有料版に比べ限られてしまいます。
TradingView 無料 有料 違い

また、無料版の最も大きなデメリットであり、多くのトレーダーが有料版へ移行する最大の理由が「ポップアップ広告の表示」です。

無料版を使っていると、画面の左下などに定期的にTradingViewの広告がポップアップで出現します。
「なんだ、広告を閉じるだけでしょ?」と思うかもしれませんが、実際のトレード環境ではこれが想像以上のストレスになります。

TradingViewの有料プランはサブスクリプションの方式をとっており、一番安いプランでも月々$14.95(日本円で1ドル155円計算で約2317円)です。
TradingView プラン おすすめ


これを高いととるか安いととるかはあなた次第ですが、有料プランを契約することでプロと同じトレード環境を手にできるのは間違いないことです。
TradingView 料金